今年の10月におとむらい牧師隊 東京支部が発足しました。
出会いは妻の知人の紹介からでした。
葬儀?ボランティア牧師?なんだろう?最初に聞いた時は
私に出来るか?といったところでした。
9月5日。病気をしていた恩師が天に召されました。
その日は、私の誕生日でした。
深い悲しみと寂しさ、恩師が召天された日、
その日は特別な日となりました。
神様から大切な御言葉をいただきました。
伝道者の書7章1~4節です。
「死ぬ日は生まれる日にまさる。
祝宴の家に行くよりは、喪中の家に行くほうがよい。
そこには、すべての人の終わりがあり、生きているものが
それを心に留めるようになるからだ。」
仕事中でも、私の頭の中で、クリスチャンアーティストの
森繁 昇さんの「生きている者」が流れてきました。
私は、しばらく仕事が忙しくて、おとむらい牧師隊の理事長に
電話をすることを忘れていました。
電話しなくてはと思っていましたが、なかなかできませんでした。
気持ちに迷いもあったのかもしれません。
でも、恩師が天に召されて数日後に思い切って電話をかけました。
理事長の石村さんとのお話では、とても大切なお働きであることを
すぐに感じとりました。
生活困窮者や事情があって葬儀を行うことができない方々に
牧師がボランティアで直葬で式をとりもつという働きです。
すべての人の命は神様から与えられた宝物です。
すべての人にそれぞれの人生があります。
苦しいことも、悲しいことも、楽しかったことも
全てが高価で尊い。
それならば、私たち牧師、伝道師が
イエス・キリストを信じて与えられた働きなのかで、
どんな人々にも大切な人の最後を、お祈りに込めて
温かいお見送りをさせていただきたいと思い、
この働きに加えていただきたいという想いにいたりました。
心温まるお別れを真心を込めて行わせていただくために
これからもおとむらい牧師隊 東京支部を
見守っていただけたら幸いです。
先日、理事長の石村さんがケーブルステーション福岡の
情報番組「つなGO!!GO!!」に出演されておとむらい牧師隊の
活動を紹介されていました。ぜひご覧になってください。